監督:松江哲明

1977年、東京都生まれ。99年、日本映画学校(現・日本映画大学)卒業制作として監督した『あんにょんキムチ』が、99年山形国際ドキュメンタリー映画祭「アジア千波万波特別賞」、「NETPAC特別賞」、平成12年度「文化庁優秀映画賞」などを受賞。その後、『カレーライスの女たち』『童貞。をプロデュース』など刺激的な作品をコンスタントに発表。2009年、女優・林由美香を追った『あんにょん由美香』で第64回毎日映画コンクール「ドキュメンタリー賞」、前野健太が吉祥寺を歌い歩く74分ワンシーンワンカットの『ライブテープ』で第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」作品賞、第10回ニッポン・コネクション「ニッポンデジタルアワード」を受賞。著書に『童貞。をプロファイル』『セルフ・ドキュメンタリー―映画監督・松江哲明ができるまで』など。

主演・音楽:前野健太

1979年、埼玉県生まれ。ミュージシャン。2000年頃より作詞・作曲を始め、07年、アルバム「ロマンスカー」でデビュー。同作収録の曲「天気予報」が映画『デトロイト・メタル・シティ』(李闘士男監督)のメイキング映像の挿入歌として使用される。09年、アルバム「さみしいだけ」を発表。09年元旦に吉祥寺の街中で撮影された前野健太主演のドキュメンタリー映画『ライブテープ』が第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」で作品賞を受賞、全国で公開され日本のみならずドイツ、ニューヨーク、ロンドンなどでもライブを繰り広げた。2011年2月、アルバム「ファックミー」を発表。松江哲明監督によるライブドキュメンタリーDVD『DV』が発売された。「前野健太とDAVID BOWIEたち」、「前野健太とおとぎ話」などバンド形態でも活動。今年は、「ARABAKI ROCK FES’11」などのロックフェスにも多数出演し、映画『モテキ』(大根仁監督)で「友達じゃがまんできない」が挿入歌として使われる。

撮影:近藤龍人

1976年、愛知県生まれ。95年大阪芸術大学映像学科に進み、山下敦弘監督ら同期のメンバーと多くの作品を制作。『ばかのハコ船』『天然コケッコー』『マイ・バック・ページ』等で撮影監督をつとめ、山下監督作品には欠かせない存在となる。2010年『パーマネント野ばら』(吉田大八監督)で三浦賞(日本映画撮影監督協会新人賞)を受賞。その他の作品に『ウルトラミラクルラブストーリー』(横浜聡子監督)、『海炭市叙景』(熊切和嘉監督)、『さや侍』(松本人志監督)等がある。熊切和嘉監督『莫逆家族―バクギャクファミーリア―』が2012年春公開予定。

録音:山本タカアキ

1977年、静岡県生まれ。日本大学芸術学部映画学科録音コース卒業。冨永昌敬、沖田修一、入江悠をはじめ、多くの若手映像作家の作品に録音/整音で参加。映像以外にも万博パビリオンから研究用音声に至るまで多種多様の音声を扱う。冨永昌敬監督との『亀虫』『パビリオン山椒魚』『乱暴と待機』や、『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』(入江悠監督)、『婚前特急』(前田弘二監督)等がある。

制作:岩淵弘樹

1983年、宮城県生まれ。東北芸術工科大学映像コース在学中に制作した『いのちについて』が「ショートショートフィルムフェスティバルアジア2004」に入選。05年の卒業後、埼玉県の工場で派遣社員としての生活を記録した『遭難フリーター』が2007年山形国際ドキュメンタリー映画祭「ニュードックスジャパン」に招待され、09年一般公開された。現在は介護福祉の職につきながら、豊田道倫や前野健太などのPVの撮影を行い、自作を準備中。

車両:大西裕

1975年、鳥取県生まれ。瀬々敬久、いまおかしんじをはじめとした監督の助監督を務め、2007年、吉岡睦雄主演の成人映画『ゆーのーみー』(成人館公開題『おんなたち 淫画』)で監督デビューを果たした。

現場記録:九龍ジョー

1976年、東京都生まれ。ライター、編集者。各種媒体に原稿を執筆。松江哲明や前野健太の活動についての原稿も多く、二人を知り合わせるきっかけもつくる。松江監督の前作『ライブテープ』では現場進行を担当。編集者としても「QuickJapan」を始め各種雑誌に関わるほか、坂口恭平『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』、雨宮処凛『生きさせろ! 難民化する若者たち』、立川志らく『雨ン中の、らくだ』、大橋裕之『音楽と漫画』、いましろたかし『デメキング 完結版』など多数の単行本を編集する。